コーヒーと緑茶ばかり飲んでいませんか?|カフェインと睡眠・血流の話
「水分はちゃんと摂っていますよ。コーヒーと緑茶で」
カウンセリングでお聞きすると、こう答える男性がとても多いです。朝はコーヒー、仕事中もコーヒー、昼食に緑茶、午後もまたコーヒー——1日5〜6杯は当たり前、という方も珍しくありません。
コーヒーも緑茶も、適量なら体に良い飲み物です。ただ「ばかり」になると、睡眠と血流の面では静かに損をしています。
カフェインは「眠気を消す」のではなく「借金している」
カフェインが効く仕組みは、疲れて眠くなる信号(アデノシン)の受信をブロックすることです。疲れが消えるわけではなく、疲れの通知をオフにしているだけ。通知を止めている間も、疲れは体に積み上がっています。
問題はカフェインの持続時間です。カフェインの血中濃度が半分になるまで約4〜6時間。夕方5時のコーヒーは、夜11時にもまだ半分残っています。
「寝つきは悪くない」という方も要注意。カフェインが残った状態の睡眠は、深いノンレム睡眠が削られることがわかっています。つまり寝てはいるのに、疲れとホルモンの回復が進まない——「寝たのに疲れが取れない」の一因です。
利尿作用で「隠れ脱水」、血はドロドロに
もうひとつ見落とされがちなのが利尿作用です。コーヒーや緑茶ばかりで水を飲まない生活では、飲んだ量より出ていく量が多くなりがちで、体は軽い脱水状態に傾きます。
脱水すると血液は濃く、流れにくくなります。当ブログで繰り返しお伝えしている通り、睡眠も男性機能も土台は「血流」。せっかく湯船や運動で血流を良くしても、中身がドロドロでは効果は半減です。
さらにカフェインには交感神経を刺激する作用もあります。1日中カフェインを注ぎ続ける生活は、1日中アクセルを踏み続けているのと同じ。夜になっても「戦闘モード」が解除されない体になっていきます。
やめる必要はありません。「ルール」を決めるだけ
コーヒー好きに禁止は続きません。次の3つのルールだけ試してください。
- 午後2時以降はカフェインを摂らない(就寝の8時間前が目安)
- コーヒー1杯につき、水をコップ1杯。デスクに水のボトルを常備する
- 夕方以降は白湯・麦茶・ルイボスティーなどノンカフェインに切り替える
これだけで、2週間ほどで「朝のだるさ」に変化を感じる方が多いです。
体の「戦闘モード」が抜けない方へ
カフェインを控えても眠りが浅い、疲れが取れない——その場合は、長年の緊張で自律神経の切り替えそのものが固まっている可能性があります。
当サロンでは、タイに古くから伝わるジャップカサイ(睾丸マッサージ)で骨盤内の血流を整え、必要に応じてアーユルヴェーダのオイルトリートメントで交感神経の張りつめをゆるめていきます。「施術の夜は気絶するように眠れた」というお声を多くいただいています。
まずは今日の午後、コーヒーを1杯だけ水に置き換えるところから始めてみてください。
※不整脈や高血圧などでカフェイン摂取について医師の指導を受けている方は、そちらを優先してください。
