腸腰筋と骨盤底筋|普通のマッサージでは届かない「男の要」のほぐし方

ベンチのそばで体をほぐす男性

「腰も揉んでもらった、脚も揉んでもらった。それでも下半身がスッキリしない」——カウンセリングでこう話す男性は少なくありません。

マッサージ店に通っても、整体に行っても、なぜか”体の中心”だけは軽くならない。その理由は、表面からは届かない深い場所の筋肉が固まっているからです。

ここでは、男性の活力と密接に関わる「腸腰筋(ちょうようきん)」と「骨盤底筋(こつばんていきん)」という2つの筋肉についてお話しします。

「男の要」は体の一番奥にある

腸腰筋は、背骨の下のほうから太ももの付け根の内側へと斜めに走る、体のもっとも深い場所にあるインナーマッスルです。上半身と下半身をつなぐ「体の要」であり、姿勢・歩き方・そして骨盤内の血流を大きく左右します。

骨盤底筋は、その名の通り骨盤の底でハンモックのように内臓を支える筋肉群。排尿のコントロールや、男性機能を支える土台になっています。

この2つはどちらも、お腹の表面をいくら揉んでも直接は触れられない深さにあります。だから通常のマッサージでは「なんとなく効いた気はするけれど、芯が残る」という状態になりやすいのです。

デスクワークで固まり、血流が滞る

長時間座り続ける生活は、この深部の筋肉にとって過酷です。

  • 股関節を曲げたまま何時間も過ごすと、腸腰筋は縮こまったまま硬くなる
  • 座圧で骨盤底が圧迫され、骨盤内の血の巡りが滞る
  • 動かさない筋肉はどんどん硬く、感覚も鈍くなる

腸腰筋が硬くなると、骨盤が後ろに傾いて姿勢が崩れ、下腹部の血流が落ちます。骨盤内は男性機能に直結する場所ですから、ここの巡りが悪くなることは、活力の低下や朝の変化の乏しさとしても表れてきます。

「運動不足かな」で片づけられがちですが、実際には深部の筋肉のコリと血行不良が隠れていることが多いのです。

ジャップカサイは「奥」にアプローチできる

当サロンで行うジャップカサイ(タイ古式の下腹部・骨盤まわりのトリートメント)は、まさにこの届きにくい深部にはたらきかける施術です。

下腹部から鼠径部(そけいぶ・脚の付け根)にかけて、丁寧に手を沿わせながら、腸腰筋のこわばりや骨盤底のつまりをゆるめていきます。ゴリゴリと力任せに押すのではなく、呼吸に合わせて奥へ届かせていくのがポイントです。

深部がゆるむと、

  • 骨盤内の血流が動き出し、下腹部があたたかくなる
  • 縮んでいた腸腰筋が伸び、姿勢や歩きが軽くなる
  • 施術後、トイレが近かった方の変化を感じることも

といった反応が出てきます。多くの方が「今まで揉まれてきた場所とは全然違うところに効いている」とおっしゃいます。

お風呂上がりのセルフケアも大切

施術で深部をゆるめたあとは、ご自宅でのケアで状態を保つのが理想です。

体があたたまったお風呂上がりに、仰向けで片膝を胸に引き寄せ、反対の脚はまっすぐ伸ばすストレッチを左右30秒ずつ。腸腰筋がじんわり伸びます。あわせて、お小水を途中で止めるように下腹部にキュッと力を入れて緩める動きを10回ほど繰り返すと、骨盤底筋のトレーニングになります。

どちらも道具はいりません。毎晩の習慣にするだけで、深部の巡りは少しずつ変わっていきます。

おわりに

「あちこち揉んでもらったのに、体の中心だけ軽くならない」——それは、あなたのケアが足りないのではなく、触れるべき場所に触れられていなかっただけかもしれません。

腸腰筋と骨盤底筋という「男の要」は、体の一番奥にあります。ここが本当にゆるんだとき、活力も睡眠も、思っている以上に変わっていきます。

気になる方は、一度ジャップカサイで”奥”のコリを体感してみてください。


世田谷・経堂|男性機能回復&睡眠改善専門サロン ESSENCIA
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